巨人・中島 1号放った!年俸87%減…背水シーズンで“本気の覚悟”
「オープン戦、巨人1-4DeNA」(16日、沖縄セルラースタジアム那覇)
手応え十分の鋭い打球が左翼席で弾んだ。「7番・一塁」でスタメン出場した巨人・中島がオープン戦1号を放ち、一塁の定位置獲りへ猛アピールした。
五回だ。浜矢の低め143キロ直球をフルスイング。打球は快音を響かせ、フェンスを越えた。ベンチへ戻ると笑みを浮かべ、原監督とタッチをかわした。「いい感触だったね。どんどんアピールしていかないといけないからね」。安ど感をにじませた。
背水の覚悟で臨む、日米通算プロ20年目のシーズンだ。昨年は43試合の出場にとどまり、打率・148、1本塁打。契約更改交渉では減額制限を大幅に超える87%減(1億3000万減)の2000万円で更改した。それでも「契約をしていただいてありがたい」と現状を受け入れ、今キャンプはハードメニューをこなす。若手とともに早出、居残り特守のノックを行う元木ヘッドコーチは「動きがいいんだよね。体のキレがいいし(オフに)しっかりやってきたのが分かる」と、今年の活躍を期待する。
原監督は「らしいバッティングを久々に見た。いいスタートを切った」と高く評価。陽岱鋼、モタらとの一塁争いについても「競争は非常に激化しているということでしょう」とベテランの参戦を喜んだ。
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