巨人・サンチェス、菅野と2本柱当確 フリー打撃で安打性2本 宮本コーチが太鼓判
「巨人春季キャンプ」(17日、那覇)
巨人の新外国人、エンジェル・サンチェス投手(30)=前韓国SK=が、キャンプ2度目のフリー打撃に登板した。30球を投げ、安打性は2本。宮本投手チーフコーチは菅野とのローテ2本柱で回すプランを明かした。
昨季の韓国リーグ最速158キロを計測した新助っ人右腕が、前評判通りの快速球を披露した。極寒と強風の中、球種を予告する形での投球。若林を相手に空振りを奪うと、どよめきが起こった。
「前に進んでいる。ステップ・バイ・ステップで、いい投球に近づいている」と手応え。ネット裏から見ていた菅野も「球自体はすごく力があった。彼はそれなりにやると思う」と絶賛した。
メジャーに移籍した山口の穴を埋める存在として、評価は日増しに高まっている。この日はカーブ、フォークも投じ、宮本コーチは「全ての球種の腕の振りが一緒。思い通りに投げられていた。(菅野と)ツートップでいく確信をしている」と太鼓判を押した。次回もフリー打撃に登板した後、24日・広島戦(沖セル)で実戦デビューする。