広島・大瀬良は3回5安打1失点「右打者のインコースに納得いくボールを投げられた」
「オープン戦、広島-阪神」(23日、コザしんきんスタジアム)
広島の先発・大瀬良大地投手(28)がオープン戦初登板。3回5安打1失点でマウンドを降りた。
初回、先頭の糸井に直球を左前に運ばれたが、2番・近本を左邪飛、続く糸原を遊ゴロ併殺に仕留めて立ち上がりを無失点。二回は4番・大山を左前打で出塁させたが、続く木浪の一、二塁間の打球に二塁・菊池涼が好守備を見せ、併殺で流れを寸断した。
三回は高山、原口の連打でピンチを招き、陽川の三ゴロの間に1点を失った右腕だが、走者を出しても粘りの投球を見せ、最少失点に食い止めた。大瀬良は「初の対外試合、ある程度(自分の)ボールを投げられるか、コントロール良く投げられるかを意識した」とテーマを口にし「右打者のインコースに納得いくボールを投げられた」と振り返った。
来る3月20日、開幕戦のマウンドへ「いい調整をして開幕を迎えられるように」と約1カ月先に迫った本番を見据えていた。