ヤクルト、開幕投手は三つ巴バトル 石川、小川、高橋の争い
ヤクルトの高津臣吾監督(51)が、開幕投手“三つ巴バトル”を明かした。候補に挙げたのは、経験豊富な石川&小川に加え、期待の若手・高橋。3・1決戦を持って、最終決定を下す方針だ。
3・20のマウンドをかけた戦いは、最終局面を迎えていた。キーとなるのは、これから関東で行われる3試合。まずは29日に行われる巨人とのオープン戦で高橋が先陣を切り、3月1日の同戦では小川、同日の2軍教育L・巨人戦では石川がそろって先発することが決まった。
それらの結果を踏まえて、指揮官自ら最終決定をする。高津監督は以前から、開幕戦は特別だと何度も思いを言葉にしてきた。143分の1…ではない。最下位からの巻き返しを誓うチームにとって、開幕“奪取”は勢いをつけるためにも大切な一戦となる。
「やっぱり勝たないとだめだから。勝ちたいよね。言い方はおかしいけど、第2戦を任せたいってないじゃない?開幕戦はこの人に任せたいという人がいい」
勝利こそ、開幕への絶対条件の一つだ。対する阪神の開幕投手は、すでに西に内定。ヤクルトは3・1決戦で、三つ巴の大一番を迎える。