プロ野球 厳戒態勢の無観客試合 関係者もマスク義務化、検温、体調チェック表の記入も
新型コロナウイルスの感染拡大でプロ野球のオープン戦が無観客で行われることが決定したことを受け、巨人、広島、中日は27日、関係者に向けて「マスク着用の義務化」、「取材前の検温」などの協力を要請した。
すでにDeNAでは報道陣や解説者など、キャンプ地を訪問する全ての関係者に対して検温を実施してきたが、今後は巨人や広島でも球場入り口などでの「検温」を義務化。広島では「体調チェック表の記入」も行う。37・5度以上の発熱や、せき、くしゃみなどの体調不良がある場合、取材禁止の措置が取られる。同様の対応は巨人、広島、中日、DeNA以外の球団にも広がりを見せそうだ。
厳戒態勢のなか、史上初めて無観客で行われるオープン戦。3・20のシーズン開幕に向け、球界全体で準備を進めていく。