日本ハム・有原、内角ズバズバ 開幕へ順調3回1失点
「オープン戦、日本ハム4-3オリックス」(29日、札幌ドーム)
開幕投手を務める日本ハム・有原がオープン戦に今年初登板初先発し、順調な調整過程を見せた。3回を3安打1失点に「真っすぐと落ちる球は良いところに投げられた」と手応え。左打者の内角を突く直球と決め球のチェンジアップが光った。
初回2死二塁から一気にギアを上げた。4番・モヤへの初球はこの日最速の150キロで見逃しストライク。最後はチェンジアップで空振り三振を奪った。昨季12打数5安打と苦手にした吉田正も2打席いずれも内野ゴロに仕留めた。
二回には制球の甘いカットボールをT-岡田に右中間席へ被弾。「そういう球を少なくしていけるように調整していきたい」と反省した。今後のオープン戦も無観客試合が続くが「自分のやるべきことは変わらない」と開幕だけを見据える。