ソフトバンク・バレンティン OP戦1号!撃った走った「最高の気分」

 「オープン戦、ソフトバンク4-1阪神」(1日、福岡ペイペイドーム)

 ソフトバンク新加入のバレンティンが新たな本拠地ペイペイドームで、バットと足で躍動した。まずは打撃。初回2死一塁、阪神・ガンケルが投じた初球の甘いスライダーを左翼席中段に運ぶ豪快なオープン戦1号先制2ランだ。

 「最高の気分だね。自分の力でもペイペイドームでホームランを打てるんだと分かってほっとしたよ」。シーズン60本塁打のプロ野球記録を持つ大砲は、冗談を交えながら笑みを浮かべた。

 四回には先頭で四球を選ぶと、続く松田宣の右翼線二塁打で一塁から一気に生還。「みんな全力疾走をしているし、こういう走塁を続けていかないといけない」と胸を張った。実績豊富でプレーに手を抜かない新大砲は、チームに欠かせない存在となりつつある。

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