中日ドラ2橋本 背面キャッチ!初実戦1回0封上々スタート
「オープン戦、広島8-2中日」(1日、ナゴヤドーム)
体の後方を襲った痛烈な打球。中日のドラフト2位・橋本(大商大)はグラブをはめた右腕を懸命に伸ばす。「ボールをしっかり見て、最後は感覚です」。大学時代に1度だけ経験があるという鮮やかな背面キャッチ。六回、先頭の小園をまずは自らの好守で打ち取った。
次打者のピレラには中前打を浴びたが、坂倉、長野といずれも速球で凡打に仕留めた。初実戦は1回1安打無失点の上々発進。「初めてのオープン戦で、初めてのナゴヤドーム。集中して、良い感じで投げられました」と胸をなで下ろした。
春季キャンプ前半、左手親指にマメができた影響で調整が遅れたが、きっちり臨戦態勢を整えた。「良い経験になりました。ナゴヤドームが投げやすかったのが一番です」と納得顔。開幕後、本拠地のマウンドで仁王立ちする日が楽しみだ。