広島は2日、昨年発覚したドーピング違反で日本野球機構(NPB)から6カ月間の出場停止処分を受け、去就が未定だったサビエル・バティスタ外野手(28)との契約を解除することにしたと発表した。この日が出場停止期間最終日だった。
鈴木清明球団本部長は「今年の戦力にならないと判断した」と説明。ドミニカ共和国出身の強打者は意図的な摂取を否定し、球団が調査したものの「原因を突き止められなかったのが事実。これだと言えないと、故意じゃないとも言えない。分からない」と語った。
昨年6月のドーピング検査で陽性反応を示したことが8月17日にNPBから発表された。