楽天・則本昂 自主的“外出禁止令”呼びかけ「一人一人の意識を」
新型コロナウイルスの感染拡大防止へ無観客でのオープン戦が続く中、楽天の選手会長・則本昂大投手(29)が2日、3月20日のシーズン開幕を無事に迎えるため自主的な“外出禁止令”を発した。
予定通り開幕が迎えられるか不透明な状況に「試合が無くなるのは正直、僕らとしても考えられない世界。野球をやりたいし、試合をすることが仕事なので。難しさはあるがうまくやっていかないと」と率直な心境を明かした。
その上で「できる限りリスクの少ないところを選ばないといけない」と則本昂。球団は外出の際に申請するようキャンプ中に通達を出したが「むやみに外出するわけにはいかない。一人一人の意識を高めていかないと。学生じゃないので、個人個人がケアしていけばいい」と呼びかけた。
則本昂は本拠地・仙台で行われる開幕戦の先発が決定している。「すでにチケットを買って心待ちにしている人がたくさんいる。その人たちの前で勝ちたい」と、最善の取り組みの先にあるマウンドへ思いをはせていた。