オリックス・ドラ5勝俣 新人一番乗り弾
「オープン戦、オリックス6-2ロッテ」(3日、京セラドーム大阪)
オリックスのドラフト5位・勝俣(国際武道大)が八回にバックスクリーンへぶち込む一発。これがオープン戦では12球団新人一番乗りの本塁打となった。
途中出場で巡ってきた最初の打席。石崎の初球高めの149キロに空振り。「思ったよりも振り遅れていた。始動のタイミングだけ早くして」と1ボールを挟んだ3球目、低めに来た144キロを豪快にフルスイングで仕留めた。
「ここ(京セラドーム)で初めて打席に立って1打席目にいい結果が出せた。いい印象は付けられた。続けられるよう頑張ります」
東海大菅生時代にはU18侍ジャパンの4番に君臨。W杯の首位打者、打点王でベストナインに選出されたスラッガー。オリックスではいじられキャラとして愛される。それだけに一発にはチームのムードも最高潮の盛り上がりだった。
西村監督は「あの一発はスゴい」と絶賛。宮崎キャンプ終了後の札幌遠征は外れ、2軍落ちの危機だったが、少ないチャンスをモノにした。