花咲徳栄・岩井監督「どんな状況でもコンディショニングを進めていきたい」

 日本高野連は4日、第92回選抜高校野球大会(19日開幕・甲子園)の運営委員会と臨時理事会を開いた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により今春センバツの無観客開催での準備で進めていくことを発表。開催の最終判断は11日の臨時運営委員会に持ち越された。

 同連盟の決定を受けて、甲子園で優勝の経験を持つ強豪の出場予定校も反応した。17年夏の甲子園を制覇した花咲徳栄・岩井監督は「本当に粛々と受け止めて準備していきたい」とコメント。無観客での開催が実現すれば史上初の事態だが、「どんな状況でもコンディショニングを進めていきたい」と決意を新たにした。

 春夏通じ4度の甲子園優勝を誇る東海大相模の主将・山村崇嘉内野手(2年)は「自分たちができることをしていこうと思います」と厳粛に受け止めた。この日は練習が休日。2日からの休校以降は外部に練習見学の自粛を要請した上で、寮生のみで練習を続けてきた。今後の対応は5日に学校側と協議して判断していく。

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