高野連のセンバツ検討策…応援団、家族のスタンド応援もなし ビュッフェはだめ
日本高野連の臨時理事会で、今年のセンバツは現状、無観客での開催を目指していくことになった。高野連の検討策をまとめた。
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【1】無観客試合…派遣も最少人数に
観客だけではなく応援団や家族のスタンドからの応援もなし。「観客だけでなく応援団やご家族にもご遠慮いただき、派遣も最少人数に。この後も足りないところはないかをさらに点検して万全を尽くしたい」(丸山大会会長)
【2】開会式、キャプテントークなどの中止…限りなくリスク減らす
15、16日に予定されていた甲子園練習をはじめ、開会式などのイベントを中止。15日まで練習試合や遠征合宿の自粛を要請。「選手に感染することのないように限りなくリスクを減らしていく」(丸山大会会長)
【3】代理抽選…13日に主催者で
13日の抽選会は出場校の主将ではなく主催者による代理抽選に変更。「できるだけ接触する機会を削り(感染リスクを)最小限に」(八田高野連会長)
【4】専門医の常駐…専門家にお願いして指導を受けたい
有事に備えて専門医の甲子園球場常駐を検討。「専門家にお願いして指導を受けたい」(八田高野連会長)
【5】感染防止策…宿舎でビュッフェの食事はだめ
出場校へマスクや消毒液を配備するほか、関係者や報道陣の消毒を義務化。宿舎から甲子園へ移動する際に使用するバスを高野連側が配備して万全な対策を施す。他にも「宿舎でもビュッフェの食事はだめとか」(八田高野連会長)
【6】前売り券などへの対応…販売中止、払い戻し
既に販売されていた前売り入場券は販売中止に。購入済み入場券の払い戻し対応を行う。
【7】NPBとJリーグの「対策連絡会議」に出席…11日に結論を出すがまた新たに検討を
「11日に結論を出すといっても、(状況に応じて)また新たに(開催有無を)検討していかなきゃいけない」(丸山大会会長)