楽天・牧田 故郷・静岡で“凱旋ゼロ封”「すごく緊張した」開幕へ急ピッチ
「オープン戦、楽天4-0DeNA」(5日、静岡県草薙総合運動野球場)
サブマリンが故郷で凱旋登板を飾った。前パドレスで3年ぶり日本球界復帰の楽天・牧田が実戦初登板。故郷・静岡で日本復帰後初のマウンドに立ち、1回1安打無失点に抑えた。
「すごく緊張しました。まあまあだったと思います」。牧田の顔に安どの表情が浮かぶ。六回に2番手として登板。先頭の百瀬に中前打を許すが、続く神里を遊撃への併殺打に切り、最後はオースティンをシュートで三ゴロに打ち取った。
春季キャンプ序盤の投げ込みで肩の張りが出た影響もあり、実戦登板が遅れていたが「(日本への)復帰前と復帰後での違いもあるので、自分の投球ができるか不安もあった」としたが、持ち前のテンポの速い投球で安定した投球を展開だ。
順調なスタートを切り「(日本の)審判のストライクゾーンなども、今後も確認していきたい。もう少し直球が強くなればと思う」と牧田。13日からの巨人3連戦(東京ドーム)では連投テストも予定。開幕へ、急ピッチでの仕上げに入る。