ソフトバンクもキューバも暗雲 デスパイネ打撃練習のめど立たず
ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(33)が左手首痛のため、打撃練習を行うめどが立っていないことが6日、分かった。左手首のTFCC(三角線維軟骨複合体)の損傷とみられ、2月24日に来日して以降はウエートトレーニングなどに終始。3月中旬に東京五輪の予選のためキューバに一時帰国する見通しだが、出場可能かは微妙だ。再来日した後も不安な状況が続きそうだ。
この日は福岡県筑後市のファーム施設にある屋内練習場でウオーミングアップをしながら、左手首を手で押さえるなど、気にするしぐさを何度も見せた。
キューバに帰国していた際の練習などで痛めたとみられ、今も日常生活で痛みを感じている状態だという。「(スイングが)怖い」とこぼすなど、いまだバットを振るまでに至っていない。