オリックス・山岡 G圧投7回0封8K!“仮想則本”菅野に投げ勝った
「オープン戦、オリックス1-0巨人」(6日、京セラドーム大阪)
2年連続の開幕投手に決まっているオリックス・山岡が巨人打線をまったく寄せ付けず7回3安打、8奪三振で無失点。菅野を3・20の相手、楽天・則本昂に見立てての投げ合いにも見事に投げ勝った。
「いい感じで来ている。手応えはあります。まっすぐが去年よりもいい。(開幕が)いつでも大丈夫」
特に坂本に対しては最初が146キロの内角直球、2打席目はスライダーで連続見逃し三振に打ち取ると六回の第3打席はチェンジアップで二飛と完璧に抑えた。
新球シュートも相手の右左に関係なく使い、打ち取った。おかげで球数はわずか90球。
「中5日でしたけど全然疲れも感じなかった。いいバランスで投げられている。完投数を増やしていきたい。200イニングも見えてくるんじゃないかな」
頼もしい姿に西村監督も「もう何も言うことはない」と絶賛。敵は仙台の寒さだけか。「気温が分からないんで早く慣れたい」。13日の阪神戦を経て、万全で本番を迎える。