ソフトバンク・東浜、開幕へほっ 5回2/3を1失点「感覚だいぶ良くなった」
「オープン戦、DeNA4-2ソフトバンク」(7日、横浜スタジアム)
開幕投手の大役通達から2日。先発マウンドに上がったソフトバンク・東浜が結果を出した。初回は先頭の神里に右前打を浴びたが、オースティンとソトを続けてスライダーで空振り三振に仕留めた。
「感覚がだいぶ良くなった。スライダーを(カウント球にも決め球にも)どっちにも使えたので、投球の幅が広がると思う」
前回登板した2月29日の阪神とのオープン戦では、ソロ4被弾で4回4失点。ストライクゾーン内でカットボールを多用したが、今回はより曲がり幅の大きいスライダーを軸にしたことが奏功。
予定の球数に達した六回2死一塁の場面で交代。昨年6月に右肘を手術した右腕にとって、六回途中まで投げたのは昨年4月22日のオリックス戦以来となった。
工藤監督も「(開幕投手に)指名した後だったので、僕自身もそうだし、本人もほっとしているというか、満足いく投球だったと思います」と目を細めた。8年目で初の大役に「やらなきゃいけないし、周りの見方も変わる」と前を向いた。