センバツ無観客開催の経済損失は約233億円 推定の関大教授「開催を願っている」

 関西大学は9日、宮本勝浩名誉教授の推定として、第92回選抜高校野球が無観客試合となったときの経済損失が約233億円になると発表した。

 19日に甲子園球場で開幕予定の選抜高校野球は、新型コロナウイルスの感染拡大で無観客で開催する方向で準備を進めている。宮本名誉教授は、「第92回選抜高等学校野球大会が従来通りに観客を入れて開催された時の経済効果は約289億7005万円と推定されるが、無観客で開催された場合には約233億円の経済効果が失われることになる」とした。

 無観客での開催か、中止かの最終決定は11日に行われる方針。開催に関しては賛否の声があるが、宮本教授は「非常に大きな経済効果が失われても、多くの高校球児や家族、関係者にとっては一生に一回の晴れの舞台が失われることがないように、中止することなく無観客でも開催されることを願っている」とも述べた。

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