楽天・則本昂「状況的に仕方がない」冷静に開幕待つ
新型コロナウイルスの感染拡大による開幕延期を受け、チームの選手会長で開幕投手が決定していた楽天・則本昂大投手(29)は10日、泰然自若の姿勢で新たな開幕の日を待つ考えを示した。
開幕延期の決定には「状況的に仕方がない。体や健康、命には替えられない」と則本昂。その上でファンへは「オープン戦も無観客だったので開幕を楽しみにしていたと思うが、理解してもらいたい」と呼びかけた。
20日の開幕マウンドへ調整を続けてきた右腕だが「臨機応変に対応したい」と淡々。12日の代表者会議で新たな開幕日が決まる予定だが「(調整のペースは)決まってからでいいと思う。それに向かって僕はやるしかない」と話していた。