日本ハム・栗山監督、開幕延期に賛同「我慢する姿も示さないと」
日本ハムの栗山英樹監督(58)が10日、開幕延期決定に触れ、プロ野球が社会の指針となることを希望した。
開幕延期は東日本大震災が発生した2011年以来9年ぶりだが、今回は感染が広がる新型コロナウイルスの収束の気配が見えない。「今も進行している。みんなが困っている。野球より、一人一人の生活が大事なとき」と率直な感想を口にした。
その上で果たすべき役割についても熱弁。「プロ野球は『みんな頑張っていこう』という姿を見せるもの。我慢する姿も示さないといけない」とNPBの決定に賛同した。
この日は、ロッテとのオープン戦が雨天中止となり、選手には「いつ開幕しても、全力のプレーを出し切るのがプロ」と伝えた。新たなスタートに向け、チームをより結束させていく。