楽天-西武で東日本大震災犠牲者に黙とう 試合を中断し午後2時46分から
「オープン戦、楽天-西武」(11日、静岡)
11年3月11日に発生した東日本大震災から9年を迎え、地震発生の午後2時46分に試合を一時中断し、両チームの選手らが犠牲者へ黙とうをささげた。
楽天が6点をリードして迎えた五回2死。小郷が打席へ向かうところで試合を一時中断。両軍の選手、監督、コーチらがベンチ前に並び、守備に就いていた西武の選手はグラウンド上で、半旗が掲げられたバックスクリーンへ向かって黙とうを行った。
震災から9年となり、楽天の選手会長・則本昂は「復興や震災を風化させないことは並大抵なことではないが、僕たちが勝つことで何かを感じていただけるよう、魂込めて戦ってまいります」とコメントしていた。