尽誠学園・西村監督 センバツ中止で球児たちを思う「まずは心のケア」
センバツ中止が決定となったことを受け、尽誠学園(香川)の西村太監督(40)は「生徒たちは甲子園があると信じてやっていたので、ショックは大きいと思う。まず彼らの心のケアをやっていかないと」と険しい表情で語った。「夏に甲子園に行こう、という前向きな気持ちを届けたい」と今後は監督、スタッフによる個人面談でケアに努めていくという。
主将の菊地柚内野手(2年)の「本当に残念です。18年ぶりの校歌を全員で歌いたかったです」というコメントも代読。今後については「応援してくれていた人たちのためにも絶対夏(甲子園に)行きます」と気丈に語った。
尽誠学園は休校措置により、先月29日から部活動を中止して部員全員が帰省。5日からベンチ入りメンバーと補助員のみで練習を再開し、この日も紅白戦を行うなどして調整していたが、再び帰省させる。休校が明ける19日以降に練習再開するかどうかは未定だという。