巨人 10戦連続白星なし…オープン戦単独最下位に転落
「オープン戦、ソフトバンク6-3巨人」(11日、福岡ペイペイドーム)
巨人はまたも投打がかみ合わずに敗れた。打線に丸、岡本のアベック弾が出ても、投手陣が暗い影を落とす。オープン戦は10試合連続勝ち星なしで7連敗。単独最下位に転落した。
開幕ローテ入りが確実と見られていた桜井が3回1/3を5安打4失点。投球内容も4四球、3暴投と制球難が目についた。宮本投手チーフコーチは「リリーフをやってもらう可能性もある」と中継ぎへの配置転換を検討することを示唆した。
前日は若手のホープ・戸郷が3回2/3を10失点と炎上。エース・菅野以外、先発投手陣が次々と不安を露呈している。「結果は悪いけど、時間があることを追い風にしたい」と宮本投手チーフコーチ。開幕順延となったことを前向きに捉え、出直しを図る。
原監督は「当然、勝ちにいくスタイルではいるんだけど、なかなか結果として勝てていないということですね。東京に帰ってですね」。13日から本拠地・東京ドームで戦う楽天戦へ目を向けた。