プロ野球 応援のスタイル変更と禁止行為を提言へ 巨人やカープの応援も対象
プロ野球とサッカーのJリーグが新型コロナウイルスの感染拡大に連携して対応するために設置した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第3回会議が12日、都内で行われた。
この日は公式戦を開幕、再開させた際に選手や監督、スタッフ、観客を守る視点から専門家の助言を受け、対策、対応を細かく議論。応援に関しては「応援歌合唱、鳴り物使用の応援スタイルの変更と観客同士のハイタッチ等接触の禁止」が確認された。
感染リスクの高いものも具体的に明記され、「ジェット風船の応援」、「肩組み、飛び跳ねなど集団での動きの伴う応援」、広島ファンでおなじみの「立ったり座ったりを繰り返す集団での動きの伴う応援」、「指笛の応援」、「トランペット・ホイッスル等の鳴り物応援」、「メガホンを打ち鳴らしての応援」、「ビッグフラッグの応援」、「観客のハイタッチ」、「両手をメガホン代わりにした大声での応援」、「フラッグ応援」が挙げられた。
また、感染リスクの要検討として巨人・パーラのサメダンスの応援、巨人ファンなどが行う応援タオルを回す、応援タオルを横に広げて左右に振ることも挙げられた。
9日に行われた第2回は感染症などの専門家チームから、Jリーグの公式戦再開と20日に予定されているプロ野球の開幕は延期が望ましいとの助言を受けた。その後、Jリーグは3月いっぱい公式戦の再開断念を決め、4月3日の再開を目指す方針。プロ野球も開幕延期を決め、斉藤コミッショナーは4月中の開催を目指すことを明言している。
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