NPB 専門家の「提言」告知 ほぼ応援禁止?にネット賛否「さみしい」「それでも見たい」
日本野球機構(NPB)は12日、新型コロナウイルスの感染拡大で開幕延期したことに伴い、ファンや関係者に向けた「新型コロナウイルス感染症対策」(専門家チームによる提言)を公式HPに掲載した。
プロ野球は4月10日以降の開幕を模索。開幕した場合は感染リスクをより下げる努力をする方針だが、ファンの間で話題となったのは「観客の皆様への対応」の項目。「応援歌合唱、鳴り物使用の応援スタイルの変更と観客同士のハイタッチ等接触の禁止」などの一文とともに「応援スタイルのリスク評価例」も細かく明記された。
感染リスク高とされたのは「ジェット風船の応援」、DeNA・山崎康の登場時にも行われる「肩組み、飛び跳ねなど集団での動きの伴う応援」、広島ファンでおなじみの「立ったり座ったりを繰り返す集団での動きの伴う応援」など。
感染リスクの要検討として巨人新外国人・パーラの「サメダンス応援」、巨人ファンなどが行う「応援タオルを回す、応援タオルを横に広げて左右に振る」ことも挙げられた。
これに対し、ネットは戸惑いの声であふれた。トレンド上位には「応援禁止」のワードがランクイン。「さみしいな」、「スクワット応援禁止になるかもしれないの辛すぎるな」、「思わずハイタッチはしちゃう」、「応援禁止、それでも野球は生で見たい」、「これを機にいいプレーに拍手する文化が根付くといい」などの声もあった。