巨人8連敗に原監督の表情も厳しく…菅野、岡本ら好調も若手のアピール物足りず

 3回、厳しい表情で戦況を見つめる原監督(中央)=撮影・薗田高夫
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 「オープン戦、巨人2-3楽天」(13日、東京ドーム)

 巨人は逆転負け。オープン戦で球団ワーストを更新する8連敗(3引き分けを挟む)、11戦勝ち星なしとなった。

 2点リードの七回、3番手の古川が高卒ルーキー黒川に適時二塁打を打たれて1点差。八回にはドラフト1位・小深田に同点ソロを浴びた。さらに1死三塁からスクイズを決められ、逆転を許した。

 1点を追う八回は無死一、二塁の好機を作り、原監督は強攻策で若手のアピールに期待した。だが、北村は三邪飛。若林はボール球を振って空振り三振。ウレーニャは三ゴロで無得点。指揮官は厳しい表情でグラウンドを見つめた。

 好材料はエースの菅野。3回1安打無失点、最速152キロと球威も申し分なく順調な仕上がり。四回には岡本が則本からバックスクリーン左へ運ぶ3号ソロ。六回には5番パーラが勝負強さを発揮し、中前適時打を放った。

 1番中堅で起用された松原、8番二塁の湯浅はそれぞれ1安打ずつ。松原は盗塁もマークし、2点目に結びつけた。

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