日体大・森が6球団スカウトを前に2回1失点 MAX147キロ「貴重な体験」
「プロアマ交流戦、巨人3軍5-2日体大」(17日、ジャイアンツ球場)
今秋ドラフト候補で最速155キロ右腕の日体大・森博人投手(3年・豊川)が3番手として登板し、2回を投げて被安打3、1失点にまとめた。
4四球と制球に苦しんだが、両軍合わせてこの日登板した投手の中で最速の147キロ。「投げ急いでしまうとよくないので」とゆったりとした投球フォームで自慢の直球の出来に手応えをつかんだ。
バックネット裏には巨人など6球団のスカウトが見守った。視察した日本ハム・坂本スカウトは「回転数のいいボール」とリリースや指先の強さを評価。大学屈指の剛腕は「貴重な体験になった」と3軍ながら田中俊ら1軍でも活躍する打者との対戦を成長の材料に変える。