オリックス・若月 開幕ピンチ 全治4週間だった 4・10開幕に正捕手不在も…
オリックス・若月健矢捕手(24)の復帰が現在目標とされる4月10日の開幕に間に合わない可能性が高いことが18日、分かった。
若月は8日・日本ハムとのオープン戦(京セラドーム)でバントし一塁に駆け込んだ際に右太もも裏に張りを感じ交代。大阪市内の病院で診察の結果、右ハムストリングスの筋膜炎と診断されていた。当初は軽傷とみられていたが、関係者によると全治4週間の重傷だった。
昨季は138試合に出場し、盗塁阻止率はパ・トップの・371を記録した。選手会長も務める正捕手が不在となれば、大きな痛手となる。オープン戦ではあるが、若月が離脱後は1勝4敗。特に阪神3連戦はすべて逆転負けと守り負けた。
オリックスにとって幸いだったのは20日だった開幕が延期になったこと。21日からは練習試合が始まるが、西村監督は「ケガをしている選手が復帰してくれたらチームにとっていい」と願いを込めた。開幕までに戦力を整えたいところだ。