慶大・瀬戸西、目標プロへ“打”もアピール
「オープン戦、ホンダ10-8慶大」(20日、慶大グラウンド)
プロ注目の慶大・瀬戸西純内野手(3年・慶応)が目標のプロ入りへ打撃でアピールした。
「1番・遊撃」で先発出場し、2安打1打点。初回の第1打席では、甘い直球を見逃さなかった。バックスクリーン右への初球先頭打者アーチ。1学年上の柳町(ソフトバンク5位)を参考にした積極的な姿勢が実を結んだ。
守備を買われ、2年春からレギュラーをつかんだ。ただ、昨秋までは下位打線が“指定席”。新チームでは主将を務め、バットでも上位打線としての期待は大きい。視察した中日。八木スカウトは「小力がある」と評価。瀬戸西はあくまで遊撃守備が武器としつつ、部を通じて「打撃もあるぞというのは見せたい」と力を込めた。