日本ハム・有原 荒れ荒れ“開幕投手”4回10安打3失点
「練習試合、西武5-2日本ハム」(20日、メットライフドーム)
日本ハムのエースがめった打ちにされた。本来ならこの日の開幕投手に内定していた有原が、4回を10安打3失点。「甘い球が多かった。いい高さ、コースに投げ切れず、苦しい登板だった」と反省した。
初回、先頭から3連打で無死満塁とされると、山川の犠飛で先制点を献上。その後もピリッとしなかった。三回無死一塁、再び山川に左中間への適時二塁打を浴び、四回にも2死一、二塁から左前適時打を許した。西武の主砲に力負けした。
昨季15勝で最多勝に輝いた右腕に対し、栗山監督は「先に進んでくれれば構わない」と信頼は揺るがない。有原は「調子がよくない日でも、丁寧に投げて粘れるようにしたい」と延期された開幕日に向け、仕切り直す。