NTT東日本・佐々木が1回ピシャリ3K 今秋ドラフト候補
「東京都企業春季大会、NTT東日本12-1日本ウェルネススポーツ大東京」(25日、JR東日本グラウンド)
今秋ドラフト候補で最速152キロ左腕のNTT東日本・佐々木健(たける)投手(富士大)が1回を3者連続奪三振と圧倒した。11点リードの七回から3番手として登板。決め球はすべて打者のバットに空を切らせ、コールドでの勝利を確定させた。
年明けに左膝を痛めて出遅れたが、現在はすでに体調も万全と強調した。上々の結果にも「まだまだですね。これから詰めていけるところがあるので」とキッパリ。直球を低めに集めることをテーマに状態を上げていく。
富士大時代に同期の鈴木翔(現楽天)らとともにプロからも注目されながら、プロ志望届を提出せずに社会人へと進んだ。2年目を迎え、再びやってきたドラフト解禁年。「評価していただいているならもちろん行きたい」としつつ、まずはチームのエースとして都市対抗優勝へ導くことを誓った。