西武・松坂 4・24開幕に“複雑”「安心してプレー、観戦できるなら」
西武の松坂大輔投手(39)が25日、プロ野球の開幕延期に複雑な心境を明かした。4月24日の開幕を目指すことが示されたことを受け「見えてきたと判断していいのか。選手は言われたところに合わせていくだけだけど。みんなが安心してプレー、観戦できる状況ならいい」と言葉を選びながら説明した。
新型コロナウイルス感染拡大の終息は見えない中で“道筋”は示された。「今のところそうなら(あと)1カ月ある。気持ちを保つのは難しい。今から開幕のつもりでやったら疲れてしまう。もう一回気持ちを上げていくのは、もう少し後」と精神面の管理を強調。
一方で肉体面については「投手の方が難しい感覚はある。ゲームで投げながら状態を上げていけるように」と話した。首脳陣からは登板間隔を空けることも提案されたが、メットライフドームに会場が変更された29日のロッテとの2軍練習試合で先発し、短いイニングを投げる予定だ。