オリックス・西村監督、開幕日不透明で選手を心配
オリックス・西村徳文監督(60)が26日、開幕が見通せない現状に複雑な思いを吐露した。
開幕延期を受けて25日から京セラドームでミニキャンプとして全体練習を続けている。
「昨日、きょうと見ても選手はしっかりやってくれている。でも、どうなるか分からない。東京での感染者数が増えている中、東京の球団もある。(選手の)気持ち的なことも変わっていく」
阪神・藤浪については「結果が出るまでコメントはできない」としたが、もしも、お隣の球団で新型コロナウイルス感染者が出れば、いよいよ開幕日は不透明になっていく。そんな現状にチームを預かる指揮官として選手のモチベーションの維持を心配する。
「僕も36年プロでやってきて初めての経験。4月24日に合わせるけれども(さらに)延期になるかもという気持ちはある。やっていくしかないんでしょうけど…」
29日からはシート打撃など実戦形式の練習を加え、メリハリをつけながら、なんとか選手の気持ちをつないでいく。