ソフトバンクナインに不安、動揺…阪神2軍戦当日急きょ中止に
阪神との2軍練習試合が急きょ中止となったソフトバンクナインに、動揺が広がった。
26日、チームバスが鳴尾浜球場に到着したときには、すでに阪神の選手の姿はグラウンドにはなく、寮の前に多くの報道陣が詰めかけていた。
その後ソフトバンクの練習中、自宅待機となった阪神関係者は続々と移動。上空には報道用のヘリコプターが旋回するなど物々しい雰囲気に包まれた。
練習を終えると、小川2軍監督は「どうなってるの?」と事態の推移を心配。一方で「不要不急の外出はしないようにと、選手には(関西遠征に)来る前から伝えている」と注意喚起を徹底していることを説明した。
23日にも遠征地の大阪に移動していた一部のホークス関係者が練習試合中止を受け福岡への“とんぼ返り”を強いられたばかりで不安を口にする選手もいたが、きょう27日の2軍練習試合・オリックス戦は予定通り行う。緊張感が高まる中、選手を乗せたバスは消毒作業が進む鳴尾浜球場を後にした。