巨人が外出禁止の徹底を検討 新型コロナ感染拡大で原監督が要請
巨人・大塚淳弘球団副代表編成担当(60)が27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、練習や試合以外の外出禁止を検討していく考えを示した。28日には川崎市のジャイアンツ球場で行う2軍対3軍の紅白戦を視察予定の原監督と協議し、選手らに外出自粛からさらに強制力を強めた球団方針を伝える。
この日、所用で同球場を訪れた大塚球団副代表は「監督から『外に出るのをやめた方がいいんじゃないか』って。練習以外はね。『それを(チーム全員に)言ってくれ』と言われました」と要請があったことを明かした。
「不要不急の外出自粛を改めて徹底していく」という従来の方針を基本に、28日の協議で「それがちょっと強めになるかもしれない」と同副代表。首都圏で今週末の外出自粛要請が出され、また複数選手の感染が確認された阪神の例も重く受け止めている。
遠征時は3月上旬の札幌から外出禁止を継続中。最善を尽くし、国難とも言うべき危機的状況を乗り越える。