ロッテ・ドラ1朗希 キレ味抜群スライダー!直球もMAX156キロ!

 ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡=が27日、ZOZOマリンスタジアムでプロ2度目のフリー打撃に登板した。打者に初めて変化球を投じ、計40球。直球は最速156キロだった。圧巻の投球に首脳陣や選手から驚きの声が上がった。

 「(2度目で)落ち着いて投げられた」とリラックスして腕を振った。対戦した安田と山口は、球種を伝えられていても手こずり、安打性は3本。4球のフォークは抜けた球もあったが、10球投じたスライダーはキレ味抜群だった。

 見守った井口監督は「膨らみのない(軌道の)スライダー。真っすぐきて、浮きながら(打者の)近いところで曲がる。スライダーと分かっていて、手が出なかったり」と高評価。「全部(の球種)が、やっかいじゃないですか」と舌を巻いた。

 剛速球も繰り出した。150キロ超えは計21球。15球目に投じた154キロ直球は特に威力があった。ファウルにするのが精いっぱいだった安田は「ストレートに強さを感じました。なかなか捉えることができなかった」と語り、山口も「見たことのない速さでした。怖さを感じました」と驚いた。

 「悪かったボール、良かったボールもありました」と佐々木朗。今後は4月3日にシート打撃に初登板し、同月中に実戦デビューする見通しだ。「もっといいボールを投げられると思う。経験を積んでレベルアップしたい」。最速163キロ右腕の実戦形式の投球にも注目が集まりそうだ。

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