中日 選手、スタッフ15人 コロナ感染の阪神隼太と接触 2分ほど会話、グータッチも
阪神の3選手が新型コロナウイルスに感染したことを受け、中日は28日、1、2軍の選手、スタッフから接触の有無など聞き取り調査を行った。
加藤宏幸球団代表によると、20~22日にナゴヤ球場で行われた阪神との2軍練習試合で、感染者の一人である伊藤隼と接触したのは選手、スタッフを合わせ計15人。内訳は明かさなかったが選手は10人ほどだと思われる。
接触に関しては話した際の距離、時間や身体接触があったかを確認。伊藤隼とグータッチした人や、2分間ほど会話した人がいたという。1日だけあいさつした人も、3日間ともあいさつした人もいた。いずれが濃厚接触者に該当するかどうかについて、加藤代表は「われわれで判断できない。問い合わせをかけている」と専門医の判断を待っている状況だ。
濃厚接触者と判定される人がいれば、加藤代表が「別行動にしないといけない」と明かすように、別メニュー調整や自宅待機などの措置を取る可能性もある。同代表は「最終接触日が22日。人間は潜伏期間が14日間といわれているから、その間は注意しないといけない」と神妙な表情で話した。
また、阪神の3選手のような嗅覚や味覚に異常がある場合は、申告するように選手へ通達した。