日本ハム・清宮“感謝の気持ち”で野球漬け
開幕延期で生まれた空白期間も野球漬けになりそうだ。日本ハムの清宮幸太郎内野手(20)が28日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレ。打撃練習で汗を流し「変わらず、いつも通りです」と打撃力アップに専念した。
本来ならこの日は、ヤクルトとの2軍練習試合に出場予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による影響で中止に。昨秋の右肘手術の影響で出遅れた清宮にとって、実戦感覚を積む上で痛手だが、「しっかり次の試合に合わせたい」と既に前をむいている。
自身も外出自粛など日常生活での制約を受けている。それでも、「ありがたいことに僕たちは野球ができてる。ラッキーだと思う。何もできない人たちが多くいる」と気を引き締め直した。
今後の状況次第ではさらなる開幕延期もある。自主練習の時間も増え、調整の仕方や気持ちの切り替えも難しくなるが、「野球のことを考えるのはストレスではないです」ときっぱり。焦らず騒がず、24時間みっちり野球に向き合っていく。