ソフトバンク、29日の練習取りやめ 福岡県知事が外出自粛要請
福岡県の小川洋知事が28日夜の会見で不要不急の外出を自粛するよう呼び掛けたことを受けて、ソフトバンクは29日に予定していたリハビリ組(ペイペイドーム、筑後)の活動およびファームの練習を取りやめることを決めた。当初から1軍全体練習は休みの予定で、選手の自主練習も自粛するとしている。
これに先立ち、球団はリハビリ組の一部を29日から同ドームで活動させることを決めていた。対象は千賀や高橋礼ら9選手で、三笠GMは「移動の(感染)リスクを減らす目的。施設の面でも対応が可能なので」と説明していた。
22日の練習試合を最後に実戦から遠ざかっている1軍主力は、4月3日以降に実戦に臨む予定。同GMは遠征時の外出自粛を選手らに通達していることについて「地域の状況に応じて考えている」と言及した。新型コロナの猛威は増しており、今後の状況次第でさらに踏み込んだ指示を出す可能性も示唆した。