プロ野球専門家チーム教授 4・24開幕は「不公平という声も」「延ばされる可能性大」
プロ野球とJリーグが合同で立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」のメンバーで、愛知医科大学大学院医学研究科臨床感染症学教授の三鴨廣繁氏が31日、日本テレビ系「ミヤネ屋」に生出演。4月24日の開幕を目指すプロ野球について、「少し延ばされる可能性が高い」と語った。
現状、プロ野球は4月24日の開幕、Jリーグは5月9日の再開を目指している。プロ野球については4月3日に同会議が開催される予定で、3人の専門家のうちの1人として参加する三鴨氏は「今回、藤浪選手の件から中日ドラゴンズ、福岡ソフトバンク、ここに飛び火していますよね」と言及。続けて、「これが与える影響は、少し大きいかなと。実際に選手が練習できないので、その時に開幕したら不公平だという声も選手からあがっているんですよね」と語った。
中日は感染が公表された阪神・伊藤隼と接触した15人のうち、2選手が自宅待機。ソフトバンクなどパ・リーグ3球団は、感染対策としてチーム活動を休止する措置を取っている。
4月24日の開幕是非については3日に判断される方向となっており、三鴨氏は「私個人の意見ですが、4月3日に諮問会議みたいな会議があるんですが、少し延ばされる可能性が高いんじゃないかと思っています」とした。