社会人野球日本選手権の中止が決定 2011年以来、2度目
日本野球連盟(JABA)が2日、新型コロナウイルスの影響で「第46回社会人野球日本選手権大会」(7月2日~15日)や「第45回全日本クラブ野球選手権大会」(5月25日~28日)を中止することを発表した。
日本選手権は従来は秋に行われていた。今年は当初、東京五輪を夏に行う予定になっていたことから、会場が東京ドームの「都市対抗野球大会」と入れ替える形で、今年は7月2日からほっともっとフィールド神戸・京セラドーム大阪で開催される日程になっていた。
日本野球連盟によると、日本選手権の中止は東日本大震災の影響で中止された2011年以来、2度目。全日本クラブ野球選手権大会の中止は1976年の誕生以来初としている。
また、日本選手権の対象となる10のJABA大会の中止も発表された。
清野智会長は「新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない状況の中、完全な形での開催は難しいとの判断に至り、『第45回全日本クラブ野球選手権大会』と『第46回社会人野球日本選手権大会』及び一部の今年度のJABA公式大会を残念ながら中止することといたしました」とコメントした。