ソフトバンク 自主練習開始方針も再考へ 緊急事態宣言で

 新型コロナウイルス感染拡大のため活動を休止しているソフトバンクは6日、ペイペイドームで選手会と球団が話し合い、早ければ9日にも自主練習を始める方針を定めた。しかし、福岡県にも緊急事態宣言が出されることが決定。球団関係者によると7日以降に練習開始の可否を再考する見通しだという。

 3月31日から球団施設の利用が禁じられ、選手は自宅などでトレーニングを続けている。選手が集っての自主練習をする場合にはペイペイドームと福岡県筑後市の2軍施設に分散して行い、ポジションごとなどに時間帯を分ける予定。取材対応はテレビ電話を用いることも検討している。

 6日午前の話し合いに出席した中村晃選手会長は、練習開始の時期について「国次第なところもあるけれど、このままの状況なら9日から。人数や場所は分けていく」と話していた。個人練習ながら大筋でトレーニング再開の道筋が立っていただけに、政府の決定が3年連続日本一の球団に暗い影を落とした。

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