日本ハム・栗山監督 日本一使命!新球場起工式「今年も優勝して、23年に絶対」

 日本ハムの新球場「エスコン フィールドHOKKAIDO」の起工式が13日、建設予定地の北海道北広島市・きたひろしま総合運動公園で行われ、栗山英樹監督(58)が出席した。くわ入れの儀に参加し2023年の完成を祈願した指揮官。改めて日本一への覚悟や、地元に愛される球団の理想の将来図を語った。

 新たな本拠地の出発地点。今はまだ真っさらな大地だが、栗山監督の目には、はっきりと希望に満ちた未来が写っている。「北海道に本当に愛される、世界に冠たる球場ができる」。チームの自前の球場は指揮官だけでなく、球団関係者すべての長年の悲願。「本当に大変なことだと思っていた。よくここまで来たなと」としみじみと振り返った。

 開業を予定するのは23年の3月。3万5000人の観客を収容でき、開閉式の屋根や天然芝が採用されている。その頃にチームの主力として活躍を期待する若手選手に対して、「こんなにモチベーションが上がって努力できて、命がけで野球ができることはない。頑張らないやつは退場」と成長を促した。

 もちろん指揮官自身の覚悟もより強固に。「今年も優勝して、23年に絶対に日本一にならないといけない。現場の使命というのを感じる」。期待には結果で応えていく。

 球団の行く末について、胸には大きな構想がある。この日は、OBの稲葉篤紀日本代表監督(47)らが出席。「彼らが頑張ってくれて北海道の仲間にしてもらえた。また選手たちが指導者になってチームを引っぱってくれる。次の10年に向かって」。次代の球団の礎となる新球場に願いを込めた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス