オリックス守護神・ディクソン 外出自粛で「クッキングスキル上がってる」

 オリックスのブランドン・ディクソン投手が17日、投球練習を行い調整した。守護神としての働きが期待される助っ人。開幕時期など不透明だが「肉体的にも精神的にも維持していくことが大事」と準備を進める。

 自主練習だったこの日はブルペンで28球を投じて感覚を確認。投球練習の他にウエートトレーニングなどで汗を流した。「シーズンが始まった時はファンの皆さんと一体となって盛り上げていけるように」と意欲。そのために「まずは健康が第一」と体調面で万全を尽くしていく。

 寂しさは募るばかり。新型コロナ感染拡大の影響で「家族と3カ月会えていないから少し寂しいね」。一方で「家で料理をすることが多くなったから、クッキングスキルがかなり上がっていると思うよ」。外出自粛の中、自宅で料理に興じている一面も紹介した。

 必ず訪れる開幕へ前を向く。「野球の面では、これまで行っていた練習を継続していこうと思っているし、私生活ではコロナウイルスに感染しないようにこれまで以上に気をつけて生活している」。昨季途中から任されている守護神の座。今は我慢の時。シーズンで思う存分に右腕を振る。

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