“あしながおじさん”巨人・炭谷 子どもたちにゲーム機器などプレゼント
プロ野球選手会の会長を務める巨人・炭谷銀仁朗捕手(32)が17日、「医療型障害児入所施設・カルガモの家」(埼玉県川越市)と「慶応大病院」(東京都新宿区)に入っている子どもたちにゲーム機器、音楽機器、おもちゃなどを贈ると発表した。
西武在籍時の2015年から武隈(西武)と共に施設を訪問し、支援を続けている炭谷。子どもたちが新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出できず、家族との面会すらできないことを知り、役に立ちたいとの思いでプレゼントすることを決めた。
「訪問時に出会った子どもたちは元気にしているのだろうかと気になっていました。感染防止のため仕方ないことですが、相当な不安、精神的負担を負っていることと思います。ひとときでも楽しい時間を過ごしてもらえれば」。武隈と2人で話し合い、室内で使えるものを選択。両者で50万円ずつ、計100万円分を贈呈することを決めた。
この日は、ジャイアンツ球場での自主練習に参加。5月中の開幕断念が正式決定した状況下でも「開幕後はプレーで元気付けられるよう僕も一緒に頑張っていきたいと思います」と決意を込める。巨人移籍2年目の今年は正捕手を勝ち取り、子どもたちを喜ばせる活躍を目指す。