2019年の「ラミレス監督語録」を振り返る 直感継投が成功した後の一言は…
昨年のDeNA、アレックス・ラミレス監督(45)の語録を振り返る。昨季も丸山通訳と息の合ったコンビネーションでファンに言葉を届けた。
◆「トゥモローアナザーデー」(明日は明日の風が吹く)
開幕戦を勝利し迎えた3月30日の開幕カード2戦目。1-9で敗れ、明日はカード勝ち越しがかかる試合になりますがと聞かれた際、この言葉で締めた。しっかり切り替えるよという意味で敗戦後はよく使用する。
◆「チームにとっても彼にとってもタフな展開になった」
4月3日・ヤクルト戦(神宮)で3点リードの八回にパットンが雄平に同点3ランを被弾。サヨナラ負けを喫した試合後、その場面を問われた際、絞り出すように発したコメント。
◆「あのイニングが始まる前、急にひらめいた」
8月3日・巨人戦(横浜)で同点に追いつかれた八回、2死一、三塁の場面。この回途中から救援していたエスコバーに代えて国吉を投入。見事ゲレーロを仕留め、直後の攻撃で勝ち越し、勝利をつかんだ。データ80%、直感20%が信条の指揮官だが、その20%の部分でふるった采配だった。