右肘違和感で離脱のオリックス・近藤がキャッチボール再開「違和感もなく」
オリックス・近藤大亮投手が22日、大阪市此花区の球団施設でキャッチボール、ランニングなど自主練習を行った。
「今は肘をしっかり治すこと、そして肘を痛める前よりもレベルアップして戻れるように意識して練習しています。きょうからキャッチボールを始めましたが、違和感もなく順調にきていますね」
プロ5年目の近藤は2月のキャンプ中に右肘の違和感を訴え離脱。ノースロー期間を経て、7日にネットスローを再開し、キャッチボールができるまでに回復した。
「投げること以外のトレーニングについては、強度を上げているので肉体的なレベルアップすることを心掛けていますし、焦らず、しっかりと状態を確認しながら段階を踏んでいければと思っています」
自主練習以外は自宅で過ごす時間が長い。
「家にいる時間は本を読む時間が増えましたね。最近読んだのは『ありがとうの神様』です。感謝することの大切さや、ポジティブに考えることの大事さを感じるようになりました。また、お股ニキさんの『ピッチングデザイン』もこれから読み始めたいと思っています」
昨季まで3年連続で50試合以上登板のリリーフ右腕はブルペンにはなくてはならない存在。当初の予定であれば、大幅に出遅れるところだったが、開幕延期により間に合う可能性も出てきた。
「まだ開幕は決まっていませんが、一日一日をムダにせず、しっかりと怪我を治してレベルアップした姿を見てもらえるように頑張りたいと思います」
早期1軍合流へ全力を尽くす。