“オリックスのA・ロッド”が「家にいよう」と呼び掛ける
オリックスの新外国人アデルリン・ロドリゲス内野手(前パドレス3A)が大阪市此花区の球団施設で自主練習を行い、打撃練習などで汗を流した。
ロドリゲスはメジャー経験はないもののマイナー通算174本塁打を誇る大砲。チームでは一塁もしくは指名打者として期待する。春季キャンプ中には三塁にも挑戦したが、脇腹を痛めたため中断している。
「シーズンが始まった時にチームの力になるということが一番大事だと思っています。自分には何ができるかを考えて、勝利に貢献できるようにがんばります」
新型コロナウイルスの影響で開幕が決まらない状況が続く。
「今は野球よりも気にしなければならないこと、大切なことがあります。しかし、そういう中でも、いつシーズンが始まってもいいように、身体も心もしっかりと準備をしなければいけないと思っています。家族がまだ来日していないので、(自宅では)毎日、テレビ電話で家族とコミュニケーションをとるようにしていますね。あとはストレッチも多くするようにしています」
異国の地で一人で暮らすという状況にあるが、ファンへのメッセージをとのリクエストには「まず、今はみなさん家にいましょう。みなさんが家にいることで、この事態が早く治まると思います。治まったら、またみんなで野球を楽しみましょう」と呼び掛けていた。