DeNAの国吉佑樹投手は昨年4月にマークした球速161キロの自己最速記録を塗り替えるべく体を鍛えている。29日、横浜スタジアムでの自主練習に参加し、ウエートトレーニングで上半身を追い込んだ。「今はトレーニングの成果がモチベーション。プロテインを飲み終えた時に一日の達成感がある」と話した。
196センチの長身から投げ下ろす直球は威力抜群で、昨年は救援としてプロ10年間で自己最多の53試合に登板した。今季は背番号を名字にちなんで「92」に変更。3人目の子どもも生まれ、やる気に満ちている。「より上がった状態で実戦を迎えたい」と開幕を待ち望んだ。