オリックス荒西 実戦想定しブルペンで70球
オリックス・荒西祐大投手が3日、大阪市此花区の球団施設で自主練習を行いブルペンで70球を投げた。
「現在、ピッチングは週に2回ほどのペースで行っています。自分の課題は2ストライクに追い込んでから甘く入って痛打されるケースが多いことだと思うので、ピッチングの中でもゲームをイメージしながら、カウントごとにボールの出し入れができるように投げ分けることを意識しています。キャッチボールでは長い距離をライナー性で投げることでストレートのキレが出せるようにしていますね」
荒西は昨季13試合に登板し1勝4敗、防御率5・57。2年目の今季は先発ローテーション候補として期待されている。オープン戦では4試合に登板し0勝2敗、防御率8・66と成績を残せなかった。
おうち時間の過ごし方は「家では簡単な料理を自炊したり、ゲームなどをして過ごすことが多いですね」と明かす。
今季の目標については「1年間ローテーションを守って、チームの勝利に貢献できる投手になりたいと思います。個人的には10勝を目標に、貯金を作れる投手になりたいですね」と2桁勝利を掲げた。
最後にファンに向けて「まだ開幕は決まっていませんが、ファンの方々もプロ野球の開幕を待ってくれていると思います。僕たちも開幕できた時には最高のプレーを見ていただけるように頑張っていきますので、楽しみに待っていてください」と呼び掛けていた。